【動名詞】前置詞 + Vingは良くて、不定詞は駄目な理由

前置詞 + Vingは良くて、不定詞は駄目な理由について英語入門者向けにまとめました。

動名詞とto不定詞の使い分け

前置詞(名詞の前に置く詞)の後ろには通常、「名詞」が来ます。

前置詞 + 名詞 [=前置詞の目的語] 

動名詞とは動詞を~ing形にすることで、名詞の役割を持たせたものなので、前置詞の後ろには動名詞が来ることもあります。
ただし、不定詞の名詞的用法(to + V)は、名詞よりも動詞の性質が強いため、前置詞の目的語にはなれないため、前置詞の後ろに置くことが出来ません。

○ 前置詞 + Ving
☓ 前置詞 + to V 

例文

例えば、以下の挨拶文も、動名詞と不定詞で意味合いが異なります。この意味の違いがわかりやすく表れているのは、次のようなあいさつをするときです。

Nice to meet you.(お会いできて嬉しいです) ← 出会った時の挨拶
→ 不定詞(to meet)は将来に起こることなので、会ったときすぐに言います。

Nice meeting you.(お会いできてよかった) ← 出会った後の別れの挨拶
→ 動名詞(meeting)は過去で既に起きたことなので、別れの挨拶となります。

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