英語の分詞構文についてわかりやすく解説します。
分詞構文とは
分詞構文は、現在分詞や過去分詞を使って、2つの文を1つにまとめる構文です。
これにより、文を簡潔にし、豊かな意味を持たせることができます。
分詞構文は、以下のような状況で使われます。
- 時(~する時)
- 原因・理由(~なので)
- 条件(もし~なら)
- 結果(~して)
- 譲歩(~だが・・・だ)
- 付帯状況(~しながら)
分詞構文の作り方
分詞構文を作るには、以下の手順を踏みます。
- 接続詞を省略:2つの文をつなぐ接続詞を取り除きます。
- 主語を省略:2つの文の主語が同じ場合、片方の主語を省略します。
- 動詞を分詞に変える:残った動詞を現在分詞(~ing)または過去分詞(~ed)に変えます。
例文
いくつかの例を表にまとめました。
用法 | 元の文 | 分詞構文 | 訳 |
---|---|---|---|
時 | When he saw the police, he ran away. | Seeing the police, he ran away. | 警察を見て、彼は逃げた。 |
原因・理由 | Because she was tired, she went to bed early. | Being tired, she went to bed early. | 疲れていたので、彼女は早く寝た。 |
条件 | If you study hard, you will pass the exam. | Studying hard, you will pass the exam. | 一生懸命勉強すれば、試験に合格するでしょう。 |
結果 | He opened the box and found a gift inside. | Opening the box, he found a gift inside. | 箱を開けると、中にプレゼントがあった。 |
譲歩 | Though it was raining, they went for a walk. | Raining, they went for a walk. | 雨が降っていたが、彼らは散歩に出かけた。 |
付帯状況 | She sat on the bench and read a book. | Sitting on the bench, she read a book. | ベンチに座って、本を読んだ。 |
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