【英語】時制の一致

英語における時制の一致(sequence of tenses)についてまとめました。

時制の一致とは

時制の一致(sequence of tenses)は、英語の文法ルールの一つで、主節と従属節の時制を一致させることを指します。
特に、主節が過去形の場合に従属節も過去形にする必要があります。

基本ルール

  1. 主節が過去形の場合
    • 例:I thought she was cute.(私は彼女が可愛いと思った)
      • 主節 “I thought” が過去形なので、従属節 “she is cute” も “was” に変わります。
    • 例:She told me that she had been living in Japan for 5 years.(彼女は日本に5年間住んでいたと私に言った)
      • 主節が過去形 “told” なので、従属節の現在完了形 “has been” が過去完了形 “had been” に変わります.
    • 例:She said she could finish the work by Monday.(彼女はその仕事を月曜日までに終わらせられると言った)
      • “can” が “could” に変わります.
  2. 主節が現在形、現在完了形、未来形の場合
    • 例:I think she is cute.(私は彼女が可愛いと思う)
      • 主節が現在形の場合、従属節の時制はそのままです。

例外

時制の一致にはいくつかの例外もあります。

  1. 普遍的な真理や一般的な事実
    • 例:He said that the earth orbits the sun.(彼は地球が太陽の周りを回っていると言った)
      • ここでは、地球が太陽の周りを回るという事実は変わらないため、従属節は現在形のままです。
  2. ことわざや歴史的事実
    • 例:She told me that honesty is the best policy.(彼女は正直が最善の策だと言った)
      • ことわざや歴史的事実も現在形のままです。

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