関係代名詞(which)の使い方と例文

関係代名詞(which)の使い方と例文についてまとめました。

関係代名詞(which)の意味と使い方

関係代名詞とは「who」、「whose」、「whom」、「which」、「that」、「what」「where」などのことです。
これらは疑問詞として使われますが、関係代名詞としても使えます。
関係代名詞は、2つの文を1つの文にする場合に使用します。

先行詞が「人」の名詞になっている時に「who」、「whose」、「whom」のいずれかを使います。
一方、「which」は物や事、動物に対して使います。

 「who」は主語、「whose」は所有、「whom」は目的語の代わりに使用しますが、「which」は主語と目的語の代わりに使えます。
 また、「of which」で所有を表すことができます。

which(主格) 

【例文】
I bought the laptop which was released. recently.(私は最近発売されたノートPCを買った)

上記は、以下の2つの文を関係代名詞で1つの文にしています。

文① I bought the laptop.
文② It was released recently.

文②の「It」は、文①の「the laptop」のことです。
 この「It」は②の主語であるため、主格の「which」と置き換えて1つの文にしています。

関係代名詞「which(主格)」の使い方と例文
関係代名詞「which(主格)」の使い方と例文についてまとめました。

which(目的格)

目的格のwhichは、関係詞節の中で他動詞や前置詞の目的語Oとなります。

【例文】
This is a laptop which you recommended.  (これはあなたが勧めたノートPCです)

先行詞は「a laptop」で、以下の2文からできています。

 ①This is a laptop.
 ②You recommended this.

 ②の「this」は①の「a laptop」のことです。
 この「this」は②の「recommendedの目的語になっています。
 これを目的格の関係代名詞「which」に置き換えて文を1つにします。

ただし、目的格の「which」はよく省略されます。

【例文】
This is a laptop you recommended.

関係代名詞「which(目的格)」の使い方と例文
関係代名詞「which(目的格)」の使い方と例文についてまとめました。

of  which(所有格) 

関係代名詞「which」は所有を表すことはできませんが、先行詞が人以外の場合に 「of which」もしくは「whose」で所有を表すことができます。

【例文】
This is the laptop, the specs of which is very good. (このノートPCのスペックはとても良い。)
This is the laptop whose specs is very good.(このノートPCのスペックはとても良い。)

1つ目の例文は上は「of which」、2つ目は「whose」を使用した例です。これらは以下の2文から構成されます。

 ①This is the laptop.
 ②Its specs is very good.

 ②の「Its specs」は「the laptop’s specs」ということになります。
「Its specs」は「of which specs」とはならずに、「the specs of which」になります。
 また冠詞を使う場合、関係代名詞は先行詞を限定をするため、定冠詞「the」がよく使われます。

関係代名詞(of which)の使い方と例文
関係代名詞(of which、所有格)の使い方と例文についてまとめました。

関連ページ

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【関係代名詞とは】who・whose・whom・which・that・what・whereの違いと使い分け・例文(例題)
関係代名詞とは?使い方と例文(例題)について英語入門者向けにまとめました。

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