英語におけるwork+前置詞(at, for, in, on)の意味の違い・例文について解説します。
【work at A】場所(都市、地域、国以外)で働いている
「会社・場所で働いている」という場合は、前置詞はatになります。
I work at ICM-co.(私はICM会社で働いている)
I work at ICM-co in Tokyo.(私は東京にあるICM会社で働いている)
補足
「at work」だと「仕事中」「職場にいる状態」という意味になります。
I’ll see his at work tomorrow.(明日は仕事で彼女に会う予定です)
He is hard at work.(彼は職場では熱心だ)
【work for A】場所「業種・会社名」で働いている、人名(上司・社長など)で働いている
「work for」は「work at」と似たような意味ですが、会社名以外にも人名(上司・社長など)を置くことができます。
その場合は、従業員であるといった意味になります。
I work for ICM-co.(私はICM会社で働いています)
I work for Tom Brown at ICM-co, regional manager.(私はICM会社・地域マネージャー トム・ブラウンの元で働いています)
atが場所的なものを、forは会社に対しての言葉に使われるため、このようなニュアンスになります。
【work in A】場所(特定の企業名以外)で仕事をする
work inは場所や部門など「室内」にあたる単語が後ろにつきます。
I work in ICM-co Headquarters.(私はICM本社で働いている)
補足
work out ofの形でも「~で働いている」といったwork inに近い表現ができます。
She works out of her home.(彼女は自宅で働いている。)
【work from A】A(場所)で仕事をする
「work at home」「work from home」は両方とも異なる意味で使われます。
I work at home.(私は[休日などに仕事を家に持ち帰って]家で仕事をする)
I work from home.(私は[普段から在宅勤務等で]家で仕事をする)
【work as A】A(役職名)として働いている
「work as A(役職名)」で「A(役職名)として働いている」という意味になります。
I work as a teacher.(私は教師として働いている)
【使い分け】work on
work onの後には、建物以外の場所やデバイス(農場、船、装置・機械・プロジェクト名などなど)が入ります。
I work on a cruise ship.(私はクルーズ船で働いている。)
I work on a farm.(私は農場で働いている。)
I work on a computer.(私はコンピューターを使って働いている。)
【使い分け】work towardsの意味
work towardsは「(ある目標)に向けて努力する・がんばる」といった意味になります。
I am working towards buying a new car.(私は新しい車を買うために[一生懸命]仕事している)
【使い分け】work with(~を扱う仕事をする、~と協力して働く)
I work with the computer.(コンピュータの仕事をしています。)
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