that, this, itの使い分け・違い(距離感)についてまとめました。
物理的な距離感で使い分け
that, this, itの使い分けとしてわかりやすいのは、物理的な使い分けです。
- that
- 「あれ」という位の少し遠い距離感で用います。
- this, it
- 「これ」「それ」という位のすぐ側にある距離感で用います。
【例文】
What is this computer?(このリンゴはなんですか?) →コンピュータが「手に持っている」くらいの距離感
What is that computer?(あのコンピュータは何ですか?)→コンピュータが指さした先のテーブル上にあるくらいの距離感
心の距離感で使い分け
that, this, itの使い分けは「距離感」だと知っている方は多いと思います。
実は物理的な距離感だけでなく、「心の距離感」によっても以下のように使い分けされます。
- that
- ネガティブな感情(心の距離が遠い)の場合に用います。
- this, it
- ポジティブもしくは普通な感情(心の距離が近い)の場合に用います。
【例文】
I’ll take it.(私はそれが欲しい)
I don’t need that.(私はそれは欲しくない)
上記のように、同じような場面であっても、ポジティブな感情(〇〇が欲しい!)というときは「it」、ネガティブな感情(〇〇は欲しくない!)といったときは「that」を用います。
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