指示代名詞の使い方と例文についてまとめました。
指示代名詞とは
指示代名詞とは、物事について示す代名詞のことです。
this、that、these、thoseなどが指示代名詞としても使われます。
例えば、this、thatは以下のように話し手にとっての空間的、時間的、心理的な距離が異なります。
- this(これは)
- 「話し手にとって距離的に近いもの」を指示
- that(あれは)
- 「話し手にとって距離的に遠いもの」を指示
複数を示す場合はそれぞれの複数形である theseと thoseを用います。
独立的用法
this、thatは、前述の他に、現実に存在する物事を直接的に指示する使い方があります(話し手が指で指示しながら発話するイメージ)。
これを独立的用法いいます。
【例文】
This is my car.(これは私の車です。)
That is my car.(あれは私の車です。)
→実際に車を指さして発話しているイメージ
独立的用法は、英電話の応対で使うことができ、特に感覚的に距離が近い意味をもつ「this」が用いられます。
「this」は「話し手の名前を言う」「聞き手のことを確認する」場合に使います。
【例文】
Hello, is this Tom?(もしもし、トムですか。)
Who is this, please?(どちら様ですか。)
This is Brown.(私はブラウンです。)
「どちら様ですか。」と聞くときに、「Who are you?」ではなく「Who is this, please?」を使います。
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