不定詞の3用法である「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」の違いと例文について英語入門者向けにまとめました。
不定詞とは
不定詞とは、「to + 動詞の原形」で構成される文です。
「動詞の原形」とは、現在進行形や過去形でない動詞の普通の形のことです。
簡単にいうと、動詞の前にtoをつけると「名詞」「形容詞」「副詞」のように扱うことができるというものです。
これを不定詞の3用法といいます。
不定詞の用法 | 例文 |
---|---|
名詞的用法(~すること) | To play game is my life.(ゲームをすることは私の人生だ。) |
形容詞的用法(~するための、~すべき) | I want game to play.(私は遊ぶためのゲームが欲しい。) |
副詞的用法(~ために、~して) | I went to shop to play game.(私はゲームで遊ぶために店に行った。) |
それぞれの用法の詳細は次節以降で解説します。
名詞的用法(「~すること」・・・主語、補語、目的語)
例文 | 訳 |
---|---|
To play game is my life. | ゲームすることは私の人生だ。 |
playは「~をする」という動詞ですが、不定詞の形「to + play」にすると「~をすること」という名詞扱いとなり、例文のように主語となることができます。
名詞扱いとなるため、主語だけでなく補語や目的語になることも可能です。
– | 例文 |
---|---|
補語 | My life is to play game.(私の人生は、ゲームをすることだ。) |
目的語 | I like to play game.(私は、ゲームをするのが好きだ。) |
形容詞的用法(「~するための、~すべき」)
例文 | 訳 |
---|---|
I want game to play. | 私は遊ぶためのゲームが欲しい。 |
例文の不定詞「to play(遊ぶための)」は、名詞gameを修飾しています。
つまり、形容詞と同じ働きをしています。
ただし、通常の形容詞は名詞の前に置かれますが、不定詞の形容詞的用法は「名詞の後」にくることに注意しましょう。
副詞的用法「~するために」)
例文 | 訳 |
---|---|
I went to shop to play game. | 私はゲームで遊ぶために店に行った。 |
例文の不定詞「to play(~で遊ぶために)」は、動詞wentを修飾しています。
つまり、副詞と同じ働きをしています。
通常の副詞同様、動詞の他に「形容詞」「他の副詞」を修飾することもできます。
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