英語入門者向けに第5文型(S V O C)の基礎や、例文と動詞の関係についてまとめました。
第5文型の基礎
第5文型の英文は、主語(S:Subject)と動詞(V:Verb)と目的語(O:Object)と補語(C:Complement)で構成されます。
【例】
I think her criminal.(私は彼女が犯人だと思う。)
– | 説明 |
---|---|
主語 | 動作をする人や物(I) |
動詞 | 主語が行う動作(think) |
目的語(O) | 「誰が」を表す目的語(her) |
目的格補語(C) | 目的語が何かを説明する補語。(criminal) |
※1. 第5文型では、C=Oが成立します。
※2. 第2文型SVCの補語(C)は、「主語が何かを説明する補語なので主格補語」といいます。
ポイント①第5文型をとる動詞は少ない(暗記可能)
第5文型(SVOC)をとる動詞は、そう多くありません。
代表例を以下にまとめました。
第5文型の動詞 | 意味 |
---|---|
think O C | OがCだと思う |
find O C | OがCだと気づく |
make O C | OをCの状態にする(させる) |
keep O C | OをCの状態に保つ |
select O C | OをCに選ぶ |
name O C | OをCと名づける |
ポイント②原形不定詞が目的格補語になる場合
原形不定詞が目的格補語になる場合があります。
【例文】
I saw her buy juice.(私は彼女がジュースを買うのを見た。)
目的語(her)=補語(buy juice)となるので、この補語は目的格補語となります。
つまり、原形不定詞(buy)も補語となります。
原形不定詞は知覚動詞(see、hear、feelなど)や使役動詞(have、make、let)の後ろで用いられます。
ポイント③現在分詞・過去分詞が目的格補語になる場合
現在分詞・過去分詞が目的格補語になる場合があります。
【例文】
I saw her buying juice.(私は彼女がジュースを買っているのを見た。
目的語(her)=補語(buying juice)となるので、この補語は目的格補語となります。
つまり、現在分詞(buying)も補語となります。
現在分詞「buying」が過去分詞「bought」になっても同様です。
【例文】
I saw her bought juice.(私は彼女がジュースを買ったのを見た。)
原形不定詞と同様、現在分詞や過去分詞も知覚動詞(see、hear、feelなど)や使役動詞(have、make、let)の後ろで用いられます。
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